TENBESTケース内底の不具合
以前紹介した「TENBEST 写真スタジオ機器ケース」を数回使っていると、ケースを立てて使った場合の底部内側の布張りに穴があいてきました。よく見てみると、破れた内張りの向こう側にネジのような突起があり、これはケース底側のハンドルを固定するネジです。このネジに擦れて、内張りの布に穴があいてしまったようです。このままだと、収納した機材がネジに当たって、傷ついてしまいます。

TENBESTケースの内張りの布に穴があいてしまった
INDEX
内張りの布を外す
ケース本体と蓋との接合部分に、内張りの布を取り外すためのファスナーがあります。内張りの布を外してみると、ケースを寝かせた場合の底面はベニヤ板、側面はプラスチック板で作られているのが分かります。基本的には金属鋲を使って組み立てられていますが、テープやホットボンドで接着されている部分も見受けられます。

ケースの内張りの布を取り外すファスナー

問題のネジ部分
このサイズのケースとしてはかなり安価な製品なので、見えない部分の工作は案外雑です。私の場合は頻繁に使うケースではないので、まあ、この程度の製品でも大丈夫かなとは思います。しかし、ケースの使用頻度が多い方は、もう少し高価な商品を選択した方が安心かもしれません。
適当なウレタン材を加工・接着
問題のネジの突起部分に、機材用のアルミケースなどの内側に貼る硬めのウレタンスポンジを貼り付けることにしました。ネジが飛び出している面全体にウレタンスポンジを貼り付けることができれば良いのですが、手元に大きなウレタン材がなかったので、ネジの出っぱりだけを隠す形でウレタンスポンジを貼ります。
ウレタンスポンジは、カッターナイフで簡単に加工することができます。適当な厚さに切り分けて、ネジの突起部分が収まる穴を開けておきます。

ウレタンスポンジをカッターナイフで加工
接着剤
ウレタンスポンジの加工ができたら、取り付けです。ハンドルが破損した場合などに分解できるよう、ウレタンスポンジは両面テープなど取り外せる方法で接着したいところです。ネジの根本には六角ナットがあり、ネジを外すにはこのナットを工具で固定する必要があるためです。
しかし、ウレタンスポンジに両面テープを貼ってもすぐに剥がれてしまいます。簡単に外れてしまっては意味がないので、ボンドを使って固定することにしました。使ったのは、Gボンドです。強力に接着するならば2剤混合のエポキシ接着剤が望ましいのですが、外側に露出する部分でもないので、Gボンドくらいの接着剤でも十分なように思います。

ウレタンスポンジをGボンドで接着

ウレタンスポンジを接着した状態
念のため
一応ネジの突起部を隠す処理をしましたが、収納する機材は念のためにエツミの極厚クッションポーチなどで保護しておいた方が安心でしょう。この修繕をしてからケースを使う機会がないので、修繕方法や使用した接着剤などが適したものだったかは分かりません。不具合があるようなら、また記載します。

